
浴室用ヒーターの適切なワット数の選び方
よくある間違いとして、仕様書に記載されている高いワット数を見て「ワット数が多ければ多いほど良い」と思ってしまうことです。実際には、その部屋がどれだけの熱に耐えられるかが重要です。
これらの赤外線ランプは、空気全体を温めようとする昔ながらのセントラルヒーティングとは異なり、直接体に熱を当てる仕組みです。光の下に立つ瞬間から、すぐに快適な暖かさを感じることができます。
部屋のサイズに合わせたパワーの選定
もし、面積が4平方メートル未満の小さなトイレを使っている場合は、250Wから400W程度のランプを使うのが適しています。それ以上のワット数だと、2分ほどで部屋がサウナのようになってしまいます。また、サーモスタットも頻繁にオンオフを繰り返し、最終的には故障してしまいます。
一方、6平方メートルから12平方メートル程度の大きなバスルームの場合は、600Wから1000W程度のランプが適しています。
ただし、一つの大容量のランプを買うのではなく、2つの小さいランプを使った方が良いでしょう。そうすれば、部屋全体に均等に暖かさが行き渡り、一部だけが高温になって他の部分が寒くなるという状況を避けることができます。
ミラーの重要性
その光沢のあるミラーのコーティングは、見た目を良くするためだけのものではありません。実際には、熱を下方向に送り込む役割を果たしています。このミラーがなければ、熱の約40%が天井に向かって逃げてしまい、無駄になってしまいます。だからこそ、600Wのミラー付きランプの方が、ミラーのない1000Wのランプよりも暖かく感じられ、効果的です。
注意すべき点
確かに、ワット数が高ければ早く温まります。しかし、いくつか注意点があります。
まず、電気配線に注意してください。もし、1つの回路に複数の1000Wのランプを接続すると、すぐにブレーカーが落ちてしまいます。必ず、電気配線がその負荷に耐えられるかを確認してください。
また、ハードウェアにも注意が必要です。高ワット数のクォーツ管は非常に熱くなります。もし照明器具が安価なプラスチック製であれば、変形したり溶けたりしてしまいます。600Wを超える場合は、アルミニウムやセラミック製のマウントを使うのが良いでしょう。これらは熱に耐えられます。